ベンチャー企業に就職するメリット・デメリット

(2)組織体制が整っていない

大手企業では社員それぞれに役割があり、必要なモノも揃った環境で仕事ができます。しかしベンチャーは必要なものは自分で作ったり準備しないといけませんし、一人あたりの業務範囲も広いため、多くの問題を抱える可能性があります。

(3)離職率が高い

労働環境が十分に整っていないことから激務に耐えかねたり、安定を求めて社員が会社を辞めていくことも少なくありません。大手企業と比べても離職率は非常に高く、中には3年経ったら自分以外の社員が全て入れ替わっていた、なんて場合もあります。


ベンチャーに向き不向きな特徴

ベンチャーに向き不向きな特徴

・ベンチャーに向いている人の特徴

(1)将来起業を考えている人

計画を立てて準備万全のつもりでも、起業をすると予期していないさまざまなトラブルが降りかかってきます。ベンチャーでの勤務経験は、それらに対処するための予行演習になります。トラブルへの柔軟な対応力や軌道修正する能力を養うことによって、起業のリスク管理力を高めることができるのです。

(2)出世や高報酬への願望が強い人

大手企業に就職すると、少なくとも最初の数年間は同期の社員と横並びで昇格していくことになります。出世できるかどうかは30歳前後からであり、出世したとしても主任から部長職に一気に飛び級するようなことはほぼ皆無です。ですがベンチャーであれば入社して3ヶ月後に主任、1年後に課長、2年後に部長といったケースもよくある話です。そのため、早く出世して稼ぎたい人はベンチャーに向いているでしょう。

(3)プライベートより仕事を優先できる人

ベンチャー企業は資金的な安定力が低いといえます。そのため、目標が未達の場合は残業や休日出勤をしてまで仕事をしなければならないときもあります。労働環境が未整備のため、労働時間が長く、激務になる場合も。


・ベンチャーに向いていない人の特徴

(1)安定志向の人

定年まで安定して長く働ける会社を希望している場合、ベンチャー企業に就職するのはやめておいたほうが良いといえます。ベンチャーは倒産リスクが高く、また事業の安定性も大手と比べて低いため、入社後に後悔してしまう可能性が高いといえます。

(2)決められた仕事内での最大の成果を追求したい人

ベンチャー企業では業務領域が横断的になることも少なくありません。例えば営業職として働いていても、総務的なこともやるし企画のような仕事もやらなければならない場合も。大手企業であれば営業職は営業だけに専念できるため、余計な業務に手を取られることもありません。


ベンチャーに就職して後悔しないためにも適性を見極めよう

ベンチャー企業とは人間でいうと生まれたての赤ちゃんのような存在。まだひとりで立って歩くことも困難な状態で、いつ転んでしまうかも分かりません。社会的信用や実績も乏しく、倒産リスクも高いなどデメリットがあるのも事実です。しかしながら、それらのデメリットだけでベンチャー企業を捉えることは正しい理解につながりません。

ベンチャー企業への転職を考えるなら、メリットとデメリットの両側からベンチャー企業を理解した上で、冷静に、そして客観的に自分の適性を鑑みて決断することが大切だと言えます。

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