主任職が仕事で果たすべき役割・位置付け

会社によって「主任」の役割や位置付けは多少異なりますが、平社員の次の役職・階級となるのが「主任」となっている場合が一般的に多いと言って良いでしょう。この「主任」という役職ですが、本格的な管理職とは言えず、その役割や位置付けがあいまいになっている企業が数多く見られます。では主任職とは本来どのような位置付けであり、どのような役割を果たすべきなのでしょうか。今回は「主任職」に光を当てて、その役割や位置付け等を明らかにして参ります。


①「管理職トレーニー(訓練者)」としての位置付け

主任職は例えば課長のような明確な管理権限が与えられていない一方、一般の平社員(以下社員)より階級上で上になるため社員に対してある程度指示や指導を行うことも可能であったり、リーダーシップを求められたりもします。

わかりにくい役職だと言えばその通りなのですが、では主任職を主任と言う肩書きではなく「管理職トレーニー」即ち「管理職研修生」と表現を改めたら、その位置付けや中途半端に思えた立場もより明瞭になってくるのではないでしょうか。

研修生ですから、課長や係長と言ったある程度明確な管理職者としての権限と責任が与えられていないのも当然である一方、管理職としての実務訓練を行う必要がありますので、課長などの監督や指導のもと、社員に対してリーダーシップを発揮して指示を出しながら組織的に仕事を行う役割を担うことも必要になってきます。おそらく「主任職は管理職トレーニーである」と明確に定義している会社は大変少ないと思われます。

しかしながらこうした捉え方は、「主任職」に限らず役職者の動機付けや目標設定させる上で大切なことなのです。例えば課長が課長職で満足してしまい、それ以上の昇進を望まなくなればその課の生産性や活気は停滞してしまいます。課長は課長職という立場で満足することなく「次長トレーニー」あるいは「部長トレーニー」という自覚、つまり”研修生でもある”という自覚を持って次の昇進を目標の一つとすることが、その課長の仕事に対する動機付けや束ねる組織の活性化に繋がってきます。


②課長と社員のクッションとしての役割

中間管理職は上からプレッシャーを与えられ、下からは突き上げられることで板挟み状態になることがしばしばあります。それだけにストレスも大きく、中間管理職はある意味とても辛い役職であることは会社員の皆さんはよくご存知の事実ですよね。

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