いい税理士の選び方【失敗しない6つのポイント】

日本には様々な「士業」と呼ばれる資格を持ったプロがいますが、企業経営において特に大きく係わってくる士業が税理士と言えます。企業経営を成功させるためには、自社にあった優秀な税理士を選ぶことも大切な要件となってきます。では自社にあった優秀な税理士をどうやって選べば良いのか。税理士を選ぶ場合に失敗しないためのポイントを御紹介します。


税理士選びに失敗したと思うポイント

税理士選びに失敗したと思うポイントまずは経営者が税理士選びに失敗したと思ったポイントからお伝えしていきます。

◎税理士選びに失敗したと思うポイント
・料金体系が不明瞭で、顧問料以外に多額のお金を支払わないといけない
・レスポンスが遅い、約束を守らない
・態度が横柄でアドバイスが抽象的
・新人担当しか来ず、顧問契約時の税理士が訪問してくれない
・聞かないと節税対策などのアドバイスをしてくれない
・税務調査時に味方になってくれなかった

税理士との付き合い方に悩む経営者は少なくありません。失敗しないためには、最初の時点でしっかり税理士を見極めることが大切です。ではどのようなポイントに気をつければよいのでしょうか。次をご覧ください。


いい税理士を選ぶ6つのポイント

いい税理士を選ぶ6つのポイント

(1)税理士と相性が合うか

税理士を選ぶ上でもっとも大切な基準軸となるのが「相性」です。経営者の右腕となる立場の人間を決める上で、税務に関する幅広い専門知識や経験を有していることももちろん大事ですが、それ以上に、相性が合わなければそもそもコミュニケーションを円滑に図ることすら困難です。

相性が合うか判断するには税理士を探して実際に会って話をするのがオススメです。面と向かって1時間くらい話をすれば、相手と相性が合うかどうか判断できると思います。もしも違和感を感じたり、会話のキャッチボールがうまくできなければ、別の税理士を探したほうが良さそうです。税理士はあなたの相談役。自分のことやメリットしか話さない人ではなく、あなたの悩みや相談話を聞いてくれる「聞き上手な人」かどうか見極めましょう。

◎いい税理士を選ぶポイント1
税理士が聞き上手の人かどうか


(2)態度が大きくないか

顧問先企業と税理士との関係は、顧問先企業が顧問料を支払うことによって、税理士は記帳や税務対策などのアドバイスを行います。つまり、顧問先企業は税理士にとって「お客様の立場」ということ。しかしながら、普段から事務所や顧客から「先生」と呼ばれ続けてきたがために感覚がマヒしてしまい、「自分が偉い」と勘違いしてしまっている税理士の先生は少なくないのです。

例えば、待ち合わせに平気で遅刻する、タメ口で話してくる、態度が横柄、言うことを聞かない、約束を守らないなど、一般的にビジネスでは通用しないことを平気でやってしまう税理士の先生もいるのです。中には自分の自慢話を延々とする税理士もいます。

税理士を選ぶタイミングというのは、これから事業を開始したり、事業拡大や節税など、あなたが現在抱えている悩みを解消したいからではありませんか。社会人として当然のマナーをわきまえていない人よりも、あなたの話に真剣に耳を傾けて的確なアドバイスをしてくれる税理士を探すことをオススメします。

◎いい税理士を選ぶポイント2
社会人としてのマナーをわきまえているかどうか


(3)説明が分かりやすいか

税理士の専門分野である「会計」や「税務」で使用される用語の中には、一般人が知り得ないような言葉がたくさん存在します。

それら専門用語を分かりやすく噛み砕いて説明してくれたり、イメージしやすいように「例え」を用いて話してくれる税理士は「いい税理士」といえます。いい税理士は、会計や税務に関するアドバイスをするときも、経営者の立場で具体的に課題や解決策を導き出す方法をとりますが、ダメな税理士は抽象的な発言しか行いません。

例えばいい税理士は、損益計算書の中で人件費率が上昇していることが目につけば、人件費率を下げるための方法について、いくつかの対処策を提示した上で前向きに進めますが、ダメな税理士は人件費率が上昇していることを指摘するだけで具体的なアクションを起こそうとはしません。

記帳してもらうだけの関係であればそこまで問題がないのかもしれませんが、会社経営をすると様々な問題が起こります。税務や会計の重要性や経営状況に応じて対応してくれる税理士を探すのがベターです。

◎いい税理士を選ぶポイント3
専門用語でも噛み砕いて説明してくれるかどうか


(4)レスポンスが早いかどうか

税理士に対する不満の一つに「レスポンスが遅い」ことが挙げられます。例えば、税務処理の質問を投げかけたのに何日待っても返答が来ないというような状況です。もしかすると税理士自身も時間をかけて調べないと答えがわからないことなのかもしれませんし、他の顧問先企業の決算期で多忙なのかもしれません。しかし、社会人であれば自分のスケジュールを把握した上で「◯日までに返答させて頂く」と期限を切るのは当然です。

実際に税理士に会う面談日程や顧問契約に関する見積もりなどの話をする際に、時間管理が出来ているか、レスポンスが早いかどうかを確認しましょう。

◎いい税理士を選ぶポイント4
時間管理が出来ているか
レスポンスが早いか


(5)身だしなみや振る舞いはしっかりしているか

税理士との面談時にチェックすべきポイントはコミュニケーション能力やビジネススキルだけではありません。それ以前に、身だしなみに清潔感がない、だらしない、立ち振る舞いに不快感を持つようなら、その時点でその税理士との付き合いは止めておいたほうが良いでしょう。

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