経営コンサルタントを選ぶときの3つの注意点

ではそうしたプロ意識が高い経営コンサルタントを見抜くにはどうすれば良いかですが、簡単な方法としては「あなたが指導した会社名を教えてください」と尋ねることです。それに対して「私はあの会社を指導して、この会社も指導して・・」とベラベラと社名をあげて実績をひけらかすようであれば、意識が高い経営コンサルタントとは言えませんので選ばない方が無難といえます。


プレゼン力があるかどうかを重視する

経営コンサルタントは同じ方法でコンサルティングを行う場合もありますが、多くの場合、独自のコンサルティング手法を持っているものです。しかしながらどの方法が自社に一番合うのか、方法論を熟知していない側がそれを比較評価することはとても難しいことです。同じ山を登る場合でも複数のルートがあるように、同じ経営課題あってもコンサルティングの方法は一つとは限りません。故にどの方法が正しくどの方法が間違っているとは一概に言えない場合もありますし、Aという方法を選んでもBという方法を選んでも同じ成果を得られることもあります。ではクライアントとしてそれぞれ独自の手法を持った経営コンサルタントを選ぶ場合、どうすれば良いかですが、方法論の善し悪しより一般社員の評価を重視した方が良い結果が得られる場合が多いと言えます。

具体的には、コンサルタントと契約を結ぶ前にコンサルタントから直接指導を受ける可能性がある社員を中心にできるだけ多くの社員を経営コンサルタントとの面談に同席させます。面談では経営コンサルタントにどのような指導をどのような手順で行うか、プレゼンさせます。そのプレゼンに対する社員の評価によく耳を傾けた上で、経営コンサルタントと契約するかどうかを判断するということです。

どんなに立派な方法であっても、現場で活躍している社員の皆さんが経営コンサルタントのプレゼンに魅力を感じないなら、つまり多くの社員の皆さんを魅了できるプレゼンを行うことができないコンサルタントなら満足な働きは期待できません。記事の中で度々お伝えしているとおり、経営コンサルタントは指導を受ける側から信頼されて初めて力を発揮できます。それには特に現場で頑張っている社員の皆さんから信頼され、慕われる関係を築ける人間的な魅力や力も経営コンサルタントには必要なのです。そのため、社員の皆さんへのプレゼンという大切な場面で実力の片鱗を発揮できないようであれば、そのコンサルタントの選択は見合わせた方が良いと言えるのです。



以上、現役の経営コンサルタントのアドバイスも交えて、経営コンサルタントを選ぶ上での注意点等をご紹介しましたが如何だったでしょうか。専門的テーマについては社内だけで解決しようとせず経営コンサルタントのアドバイスを求めることは間違った方法ではないどころか、とても有効な方法の一つになり得ます。今回ご紹介したポイントに留意した上で、ぜひ優れた経営コンサルタントを選ぶようにしてください。

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