【若手社員必見】男女別のスーツのボタンの閉め方・マナーまとめ

【若手社員必見】男女別のスーツのボタンの閉め方・マナーまとめ

日本人が始めてスーツを着るのは何歳くらい・どんな機会でしょうか?きっと大学の入学式、成人式、就活あたりが平均的なスーツデビューの時季でしょう。

最近はオフィスカジュアルやクールビズが浸透してきて、昭和の時代に比べると男性のビジネススーツのマナーもだんだん変わってきているように思います。その一方で女性は男女同等の職場環境や、女性管理職の増加により、以前よりスーツ必須の女性ビジネスパーソンが増えたような気がします。

そんな時代による風潮はあれども、ビジネススーツを着るときには、キチンとマナーをわきまえたいもの。そしてマナーはTPOに合わせた服のチョイスだけでなく、その着方にも及びます。

今回は、ビジネスシーンにおけるスーツのボタンの閉め方のマナーについて、男女に分けてご紹介していきます。

スーツのボタンの適切な閉め方のマナー【男性編】

三つボタンシングルスーツは、デザインによって閉めるべきボタンが違う

まずは男性編です。男性がビジネスで着るスーツのデザインを大別すると、ボタンが一列のシングルボタンとボタンが2列のダブルボタンに分けられます。そして、シングルボタン、ダブルボタンともそれぞれ縦に2つ並んだ2つボタン、3つ並んだ3つボタンに分かれます。(バブルの頃には肩パットゴリゴリのダブル1つボタンなどというものもありましたが、今では舞台衣装を除いて絶滅したようです)

若手ビジネスマンは、そのほとんどがシングル3つボタンだと思いますが、実は3つボタンのスーツでも、そのデザインによって2つに分けられるのをご存知ですか?そして、そのデザインの違いによって、閉めるべきボタンの個所が違ってきます。

まずは、ノーマルな3つボタンのスーツから

ノーマルな3つボタンスーツとは、普通に見たら、ボタンが全部見える形状の物を言います。この場合、一番上と2番目のボタンを閉め、一番下のボタンを外します。

次に「段返り3つボタン」という形状のスーツ

このタイプのスーツは一番上のボタンが襟の折り返しの内側に隠れてしまうもので、ハンガーにかけてみると一番上のボタンが見えません。このような段返り3つボタンスーツの場合は、一番上のボタンを閉める必要はありません。第2ボタンだけを閉めます。

2つボタンシングルスーツは、上のボタンだけ閉める

次に2つボタンスーツです。2つボタンスーツの場合も、一番下のボタンは外します。

ここまで見ていくと、2つボタンスーツも、3つボタンスーツも一番下のボタンを外すのが共通となっていますが、これは「アンダーボタンマナー」と言われています。スーツは一番下のボタンを外した時が本来のシルエットとなるようにデザイン・縫製されています。要は一番下のボタンは実用ではなくデザイン的な飾りボタンというわけですね。

アンダーボタンマナーは、ボタンの配列に関わらず、男性のスーツ共通のマナーなのです。

ダブルスーツも原則はアンダーボタンマナー

さて、次はダブルボタンスーツです。ダブルボタンスーツの場合でも、もちろんアンダーボタンマナー適用です。3つボタンでも2つボタンでも、ダブルスーツも一番下のボタンは閉めません。そしてシングルボタンとダブルボタンの大きな違いである、奥のボタンですが、2つボタンのダブルスーツは、閉めても閉めなくてもどちらでもOKです。シルエットやTPOに合わせて選びましょう。ただし、シルエットとしては奥のボタンもきちんと閉めた方がきれいです。3つボタンダブルスーツの場合は、整然と並んだボタンがデザインの決め手である場合が多いので、1つ目、2つ目のボタンとその奥のボタンもキッチリ閉めた方がデザインを生かせます。

スリーピーススーツのベストのボタンもアンダーボタンマナー適用箇所

ベストのついたスリーピースタイプのスーツの場合はどうでしょう。まず3ピーススーツの場合は、ジャケットのボタンは閉めなくてOKです。特に襟のついたベストの場合は、ジャケットのボタンを閉めてしまうと、シャツ、ネクタイ、ベストの襟、ジャケットの襟と首元がくどくなってしまいます。そして、アンダーボタンマナーは、ベストに適用します。ベストの一番下のボタンを開けるのです。ただし、スーツとしてのベストではなく、防寒のベストを着ている場合は、上着のボタンはマナー通りに閉めましょう。

座るときには、スーツのボタンは外すのがセオリーだけれども…

さて、これまでご紹介して来たスーツのボタンの締め方のマナーは、実はすべて立っているときのマナーです。そして座るときには、スーツのボタンを外すのがスマートなマナーなのです。座るときにボタンを外し、立ち上がるときにボタンをマナーに沿って閉める。この仕草が自然に身に付けばできるビジネスマンの立ち居振る舞い免許皆伝です。

ただし、このマナーを相手が知っているとは限りません、ですのでせっかくお伝えしたのに残念ですが、ビジネスシーンでは座るときもボタンを閉めていた方が良いかも知れません。合コンなどでさりげなく披露するにとどめておきましょう。

特に就活の面接ときは、「おかけください」と言われて座る場面があるので、そこでマナーを披露したくなりますが、面接官によっては生意気そうな印象を抱くかもしれませんので、ボタンを外すことはやめておきましょう。

スーツのボタンの適切な閉め方のマナー【女性編】

次は女性のスーツのボタンの適切な閉め方のマナーのご紹介です。

まず前提として、男性のスーツに関するマナーは、正式な社交や礼服の世界共通(発祥はヨーロッパですが)のマナーがその原典となっていますが、女性のスーツに対してはそういった典拠が無いということです。ですので女性のスーツに関するマナーというのは、純粋にビジネスマナーのためのビジネスマナーとなります。

女性のスーツは、原則ボタンは全部閉める

女性がビジネスシーンでスーツを着るときの上着のボタンは、原則「全部閉める」です。男性のスーツと違い、女性のスーツはボタンを全部閉めることを考慮してデザインされています。

座るときにもスーツのボタンは外さない

男性のスーツと並べてみるとすぐにわかるのですが、女性のスーツは男性より丈(裾の位置)が高いところのあり、ボタンもそんなに下まで付いていません。ですので、座ったときにシルエットがおかしくなることもないので、女性は座るときもボタンを外す必要はありません。

インナーのイン・アウトは、裾の形で見極める

さて、スーツのジャケットとは少し話題が移りますが、女性がスーツを着る場合、インナーの選択肢は男性より広くなります。男性の場合スーツのインナーは「長袖シャツをボトムにイン」一択ですが、女性の場合、インナーの素材や襟の形とともに、インナーをボトムにインするか否かも選択肢になります。選択のポイントとしては、男性のシャツのように裾が丸くなっているデザインのインナーはイン、裾がまっすぐにカットされているタイプのインナーはアウトと覚えておきましょう。

ビジネスシーンで許されるインナー、感心しないインナー

男性に比べてバラエティ豊かな女性のインナーですが、やはりビジネスシーンにはふさわしいものと相応しくないものがあります。同じ襟付きのインナーでも、首元までボタンがあるレギュラータイプは、キチンとして保守的な印象があります。就活などはレギュラータイプの白シャツを一番上のボタンまで留めて、襟はジャケットの上に出さないようにするのがセオリーです。また、同じシャツでも襟元がV字に開いて襟の大きいスキッパータイプと呼ばれるものがあります。この場合は襟をジャケットの上に出して着ます。活動的で生き生きとした印象が出ます。スキッパータイプのシャツを着る場合は、ジャケットの丈も短く、1つボタンの方が相性が良いようです。

この他にも女性のインナーは、胸元でリボンを結べるボウタイタイプや、スタンドカラー、あるいはジョーゼットなどの柔らかい素材のいわゆる「ブラウス」と呼ばれる種類のインナーもスーツによく合い、ビジネスマナーとしてもOKなタイプです。

逆にカットソーなどのニット素材は、キチンとしたビジネスシーンにはくだけすぎる印象がありますので、臨機応変に使い分けましょう。

女性はビジネススーツにベルトはすべきか不要か

男性の場合、ビジネススーツのお供には、ワイシャツ、ネクタイ、ベルト、革靴しかありませんが、女性の場合パンツスールのベルトはどうしたら良いでしょうか。これは簡単。パンツにベルト通しが付いているか否かが選択ポイントです。ベルト通しが付いているパンツスーツの場合は、ベルトをしましょう。ベルト通しにジャストフィットのものより、少しだけ細めのベルトの方が、女性らしくて素敵です。

さいごに

いかがでしたか?制服のように機械的にスーツを着ているビジネスパーソンも多いと思いますが、せっかく着ている時間が長いスーツなのですから、マナーを理解しつつ楽しんでスーツを着こなしましょう。

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