退職してもボーナス(賞与)が支給されるか確認する方法

会社を退職した場合、新しい会社へ転職する場合であれ、起業する場合であれ、人生の転換点は何かとお金が必要になります。それだけに退職金だけでなくボーナス(または賞与。以下ボーナスとして表記)も受け取ることが出来るならぜひ受け取っておきたいところです。しかしながら会社の退職が確定してからボーナスを受給できるかは尋ねにくいものです。そこで今回は、退職した後にボーナスを受け取れるかどうかを事前に確認する方法についてご紹介します。


そもそもボーナスとは法律上どうなっているのか

サラリーマンの賃金は法律によって手厚く守られていますので、もしボーナスについて法律上の定めがあればそのルールに基づいた支給を受けられることになります。この点について先に結論を言えば、法律上ボーナスに対する規定やルールはなく「原則」として法律上の保護対象にはなっていません。「原則」という意味は、もしボーナスが賃金として明確に規定されている会社の場合なら、仮に呼称がボーナスであっても「賃金」となるため法律上の保護対象となってきます。

ところが、ボーナスを必ず賃金としなければならないといった規定がある訳ではなく、その点は会社側の裁量に委ねられており、実態として多くの会社がボーナスは賃金ではなく会社の業績等によって特別に支給される報酬として位置づけています。その結果、多くの会社はボーナスに対する支給義務はなく、会社側で支給するかどうかを判断してよい状況にあることを前提として理解しておいてください。


ボーナス支給日の在籍要件の有無がカギ

では会社の判断なら何でも許されるかというとそうではありません。就業規則にボーナスの支給要件を定めている場合、会社側はその要件を守る義務があります。例えば就業規則において「前期ボーナスを査定する期間を1月から6月と定め、8月に支給する」と定められていたとしたら、7月に退職したとしても8月に出るボーナスの支給対象者になってきます。しかし、就業規則に「ボーナスは支給日に在籍している者に対してのみ支給する」といった条項があれば、残念ながら退職した後にボーナスを受け取ることはできません。

ページ:

1

2
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

Like Box

ピックアップ記事

  1. 良い上司と悪い上司の10の違い

    良い上司と悪い上司の10の違い

    どの上司の下で働くか、基本的に部下は上司を選ぶことができません。直属の上司が良い上司なら、信頼関係を…
  2. 【転職回数が多い人必見】面接の質問で押さえておくべき5つのポイント

    転職希望先との面接では、面接官から必ず質問される基本項目があります。例えば「転職理由」や「志望動機」…
  3. 仕事がつまらない7つの原因とその対処法

    入社当初は、仕事を覚える楽しさや新しいことに挑戦する刺激を感じていたのに、時が経てば仕事に対する情熱…

オススメ記事

ピックアップ記事

  1. 日本語が難しく感じられる理由の一つに「同音異義語」があります。例えば「しこう」と言われただけでは「思…
  2. 体調不良や身内の不幸など仕方ない理由であったとしても、予約していた会社説明会をドタキャンしてしまった…
  3. 皆さんは「添え状」と言う言葉をご存知でしょうか。添え状とは文字通り添える書類のことで、郵送物等を送る…
  4. 希望する企業から無事内定を獲得できた場合、入社するまでのしばらくの間、皆さんはどのように過ごしたいと…
  5. 電話で相手の声が聞き取りづらい時、皆さんはどのように対処されていますか。同僚や友人の場合はともかく、…
  6. あなたは仕事中に音楽を聞きながら作業をしていますか? 自分の好きな音楽を聞くと気持ちがリラックスで…
ページ上部へ戻る