遅刻を繰り返す部下を正しく指導する方法

「あれ、そろそろ就業時間なのに、あいつまだ出社してないな。」
「まさか、また遅刻…!?」

給料をもらって働いている以上、決められた時間に出社し、指示された仕事をスタートさせなければならないのは当たり前なことです。しかし、時として寝坊をし、遅刻をしてしまうこともあります。問題は、遅刻を繰り返す人がいた場合です。そういう人が一人でもいると、職場の風紀を乱し、組織としての仕事の進行にも影響を及ぼします。そのような部下がいる場合は、上司として責任を持って指導する必要があります。

◎遅刻を繰り返す部下を正しく指導するための5段階対応

もう二度と遅刻を繰り返すようなことを起こさせないための指導方法として、次の5段階対応が効果的です。

  • 第1段階:毅然とした態度で接する
  • 第2段階:頭ごなしに叱りつけない
  • 第3段階:遅刻をしてはならない理由を考えさせる
  • 第4段階:遅刻を繰り返してしまう理由を明らかにする
  • 第5段階:遅刻をしないための具体的な対策を明らかにする

それでは、それぞれの段階項目を具体的に見ていきましょう。

①毅然とした態度で接する

一人の人間が遅刻を繰り返すことで、周囲の人間が迷惑をこうむります。遅刻をした人間がやるべき仕事がストップすることで関連した仕事を担当している人の仕事がストップしてしまうこともあります。真面目に仕事をしている人の気分も悪くしてしまうでしょう。このように、遅刻は、一個人の失態では済まされないことなのです。上司として、次のような毅然とした態度で接する必要があります。

・みんなが迷惑するのだということを指摘する
・評価にも影響するのだということも指摘する

②頭ごなしに叱りつけない

毅然とした態度で接する必要があるのですが、頭ごなしに叱りつけてはなりません。一方的に叱りつけたり相手の人格を否定するような言葉を発したりするのは逆効果です。指導の目的は、相手が反省をし、二度と遅刻を繰り返さないようになることです。

頭ごなしに叱りつけてしまうと、相手が委縮し、どうしたらよいのかを考えることができなくなってしまいます。そうなると、本質的な解決には結びつかずに、再び遅刻を繰り返してしまいます。

上司は、次のような態度で接することが望ましいです。

・相手の良いところを認めたうえで遅刻が欠点の一つだと指摘する
・ほかの人が見ている前で叱らない
・上司として期待していることを口にする

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