
頼んだ仕事をきちんとしてくれない…、仕事のあとの誘いは断ってくる…、それって後輩自身がダメなのでしょうか。もしかするとあなた自身が後輩に好かれていないことが原因なのかもしれません。後輩に好かれている自信があるとはっきりいえないあなた、今回の記事を読んで思い当たる点があるかまずはチェックしてみませんか。
嫌われる先輩に共通する8つの特徴
1.仕事をサボる
タバコ休憩に頻繁に行く、ランチタイムを規定の時間以上平気でとる、仕事をサボって喫茶店で仮眠をとるなど、やる気のない先輩は後輩からすると目につきます。サボりを注意したくても、相手が先輩なだけに面と向かって言えず、後輩のイライラは募るばかり。挙句の果てには先輩の担当する仕事が終わらず後輩に回ってきてしまうなんてことも…。
特に、出世意欲のある後輩や、真面目な後輩はあなたのサボっている姿を見て、目の上のたん瘤と思っている可能性が。
2.理不尽に怒る
誰しも機嫌の良いとき悪いときはあるものです。仕事で四六時中一緒にいれば、機嫌が悪いときに後輩が軽いミスをしてしまい、一度や二度、理不尽に叱ってしまったこともあるでしょう。
しかし、主張が毎回コロコロ変わったり、あなたの機嫌次第で八つ当たりしたりしているようだと、あなたの存在はきっと「距離を置きたい面倒な先輩」になってしまっているでしょう。反対に、怒った後にさりげなくフォローをしてくれる先輩であれば、今回の例とは逆にまさに、怒られても尊敬できる先輩でしょう。
3.きちんと指導してくれない
手とり足とり教えるよりは、先輩である自分の仕事のやり方を見ながら覚えてほしい、まさに背中を見て育ってほしい、という先輩は少なくありません。その気持ちはわかります。しかし、経験値の少ない後輩からすると、それは「仕事の丸投げ」と捉えられてしまいがち。
基礎から教えてもらえる環境に慣れていることを理解した上で、はじめは具体的かつ丁寧に寄り添って教育する必要があります。「何も教えてくれない」と感じた後輩は先輩を信頼できなくなり、次第に業務の報連相をやめてしまいます。ミスが発生しやすくなる恐れもあります。「伝える」と「教える」は根本的に違います。教え方に工夫のない先輩を、後輩は簡単に見限るため要注意。
4.ケチである
食事を共にしたあと、支払いのときに毎回一円単位で割勘にする先輩は、後輩に嫌われます。「先輩なら奢らないとダメ」だとか「多めに出して当たり前」ということではありません。むしろお金にきっちりしている人なのは間違いありません。しかし、後輩の目線から見ると、自分より収入のある人と食事に行ったとき、やはり気持ちをみせてほしいと思うもの。
後輩の仕事の成果に対するご褒美のときに食事に連れて行く、折半にするときは事前に伝えておいて承諾の返事をもらってから誘う、奢るときはその理由も添えるなど、先輩として後輩と上手く付き合うには友達扱いしないことが鉄則です。
5.人によって態度を変える
社内で権力の強い上司には常に機嫌を伺い媚を売り、部下や後輩には強く当たる先輩は当然嫌われます。また、男性社員と女性社員で態度を変える先輩も嫌われます。女性社員にのみ優しく接すると女性社員のウケがよくなると考えがちですが、実際は女性社員からも煙たがられているということも少なくありません。また、周囲からのやっかみや、あらぬ誤解を受けることを避けたいがために、迷惑がられていたというのもよくあるケース。職場においては、誰にでも分け隔てなく接する先輩こそ頼れる存在と一目置かれます。