マナーとして飲み会の二次会に新入社員は参加すべきか

新入社員の皆さん、皆さんは飲み会の二次会に参加されているでしょうか。あるいは新入社員の上司や先輩社員の皆さん、皆さんの会社の新入社員は二次会に参加しているでしょうか。飲み会の参加の是非についてはビジネスマナーに関する書籍やサイトにおいてしばしば取り上げられてきましたが、新入社員のしかも二次会への参加に限定した場合の是非についてはあまり取り上げられていません。そこで当サイトでは、新入社員が飲み会の二次会に参加することはマナーなのかどうかをテーマとしてあげ、明らかにして参ります。

二次会参加の是非はマナーの是非ではない

新入社員が「マナー」として二次会に参加すべきかどうか、あくまでこの視点を切り口にした場合の回答は明確です。これは「マナーの問題」ではありません。本来二次会とはメインとなる一次会が盛り上がったところで、その余韻を引き継いでもっと楽しく飲みたいと思う者同士が主に楽しむことを目的として実施されるものです。つまり新入社員に限らず参加を強制するようなイベントではありませんので、そこにマナーの是非を持ち込むこと自体がおかしな話なのです。

もしマナーが問われるとしたら、黙って誰にも挨拶せずに一次会で帰ってしまう行為です。しかしそれとて二次会の参加是非と言うより、「帰る場合の挨拶」上のマナーの話であり、二次会参加のマナー上の是非とは言えません。中には古い価値観を振りかざし、「新入社員は二次会どころか最後の最後まで付き合うのがマナーだ」と断定する方もおられますが、少なくとも現在ではそのような社会通念はありません。

従って、結論としては二次会に参加しなくともちゃんと意思表示を行い、挨拶も欠かさなかったとすれば「マナー違反」にはなりませんので、「マナー上」新入社員の皆さんが二次会に参加する義務はないということです。

マナー違反ではないなら一切参加する必要はないのか

ではマナー違反ではないのだから、新入社員は二次会に一切参加する必要はないかとなるとその点は分けて考えなければならない場合があります。例えば一次会の主旨が新入社員の歓迎会を目的として行われたとします。つまり歓迎会の主役は新入社員である皆さんであり、上司や先輩社員は一次会では基本的に新入社員の皆さんをもてなす側の役割を果たします。新入社員の皆さんが出来るだけ気を遣わなくて済むよう、先輩社員方が飲み物や食べ物のオーダーをしたり会を進行してくれたり、お酌等々を担ってくれたりする場面が多くなるはずです。そうなった場合、特にホスト役を担ってくれた先輩社員方はお酒や料理をじっくりと堪能することはできません。

もし、そうしたホスト役に徹して頑張ってくれた先輩社員から二次会に誘われた場合、労を労う意味も兼ねて二次会にお付き合いし、今度は先輩社員の方々にお酌をしながら御礼の言葉を伝えた方が望ましいと言えます。勿論、それが望ましいと言っても例えば体調が優れない、どうしても帰宅しなければならない事情があるといった場合に無理して二次会に参加する必要は「マナー上」ありません。しかしながら、上司から誘われただけの飲み会ではなく、新入社員の歓迎をテーマにする等、新入社員の皆さんが主役となる宴会の二次会はマナーとは別に「感謝」の気持ちとして、可能なら二次会にも出席した方が良いと言えます。

会社の社風や飲み会に対する考え方も二次会参加のマナーとは別

また、会社の社風や文化として、あるいは会社の経営的方針として社員間の飲み会を大変重視している企業があるのも事実です。「飲み会でのコミュニケーションなど仕事には役立たない」との意見もありますが、その一方での飲み会の場で生まれたアイデアが大ヒット商品の誕生に繋がったケースも実際にあるからです。この点は必ずそうした成果が生まれるとも、生まれないとも断定できない面があるかも知れません。

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