学歴ロンダリングのメリット・デメリット

皆さんは「学歴ロンダリング」という言葉をご存知でしょうか。ロンダリングと聞けば、多くの方が想起する言葉といえば「マネーロンダリング=資金洗浄」ではないでしょうか。マネーロンダリングとは「犯罪で得たお金の出所を隠蔽して正当な手段で得たお金に見せかけること」ですよね。

そのためか、「学歴ロンダリング」という言葉からはあまり良い印象が漂ってきませんが、学歴ロンダリングがそうしたネガティブな意味の言葉なのかも含めて解説して参ります。

学歴ロンダリングとは

学歴ロンダリングとはまずは学歴ロンダリングの意味を見ていきましょう。

学歴ロンダリングとは
自分が入学した大学など最終学歴よりも偏差値が高い大学・大学院に入り直すことで最終学歴よりも高い学歴を得る方法

大学に入学した後、編入学という制度を利用すれば、学年の途中から他の大学に入学することができます。編入前に入学していた大学の1年もしくは2年までの所定の単位を取得していることが編入学の前提条件ですが、この方法を使えば比較的簡単に学歴を更新することができるのです。

すでに大学を卒業している社会人であったとしても、通信教育や仕事をしながら通える予備校を使えば、大学や大学院への入学も可能。社会人向けの入試や編入試験をうまく利用すれば、面接や論文で合格を勝ち取ることもできるのです。

学歴ロンダリングのメリット

学歴ロンダリングのメリットわざわざ編入学してまで学歴ロンダリングを行うとどのようなメリットがあるのでしょうか。ご説明していきたいと思います。

(1)学歴コンプレックスを解消できる

学歴コンプレックスとは、自分自身の学歴に対する劣等感を持つこと。自分よりも高学歴の人に対する嫉妬心が生まれたり、学歴を必要以上に気にする行動をとってしまったりするのです。

就職活動では学歴フィルターという言葉が存在しますが、企業が学歴で選考することもあるし、社会に出ると企業によっては学歴で出世の道が決まることもあります。学歴コンプレックスになると自分に自信が持てず、前向きに考えることができません。

過去を振り返って後悔しても、多くのことはやり直しができません。ですが学歴は変えることができます。学歴コンプレックスを解消して再スタートを切る有効な手段となります。

(2)大手人気企業へ入社できる可能性がある

事実、大手有名企業への就職を狙って学歴ロンダリングする人は少なくありません。高い学歴がありエントリーシートをしっかり記入すれば、一部の大手企業が実施している学歴フィルターを通過できる可能性が高いでしょう。うまくいけば一次面接も通過できるかもしれません。しかし先の内定を獲得できるかどうかは、学歴だけで決まるものではありません。

面接を受ける本人の熱意やコミュニケーション能力など、企業が求める資質を兼ね揃えた人材でなければなりません。企業研究を十分行う必要があるのはもちろん、油断はできません。学歴に自惚れると痛い目にあうのでご注意を。ですが高学歴が不利になることはありません。高学歴という一つのチャンスを生かすも殺すも最終的にはあなた次第という訳です。

学歴ロンダリングのデメリット

学歴ロンダリングのデメリット続いては学歴ロンダリングのデメリットについてご説明します。

(1)時間とお金がかかる

大学も大学院も、安くない授業料がかかります。当然ながら生活費も必要です。また大学院は修士課程なら2年、博士課程なら3年という時間を要します。つまり卒業するまでに膨大な時間とお金がかかるのです。そのリスクは決して低くはありません。

そして、あなたが大学院に通う間、大学の同級生は社会に出て、どんどん仕事の経験値を積んでいきます。2〜3年の社会人経験の差は非常に大きく、頑張ってもすぐに縮まることはありません。それに大学院を卒業すれば、優遇された人生が保証されている訳でもありません。これらを承知の上で進学や編入することをお勧めします。

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