新入社員が無断欠勤をする理由と会社が取るべき対処法

「新入社員が無断欠勤してしまった・・・」

無断欠勤は会社員として絶対にやってはならない行為ですが、まだ社会人として成熟していない新入社員は時としてこうした間違いを犯してしまう場合があります。その際、「だらしないヤツだ」と立腹するだけでは企業として適切な対応とは言えません。無断欠勤する理由を探ると共に、無断欠勤の状況に応じた組織としての適切な対応が望まれます。今回は新入社員が無断欠勤してしまう理由を幾つかご紹介した上で、組織としてどのような対応を取るべきなのか、望ましい方法を提示して参ります。

会社を無断欠勤してしまう理由①:朝寝坊をしたので連絡しにくくなった

実は無断欠勤の理由として以外に多いのが「朝寝坊」です。ならば遅刻してもいいから出社すれば良いのではないかと考えるかも知れませんが、以下の理由から連絡をしにくくなる場合もあります。

・会社に慣れていないこともあって、朝寝坊を上司に告げることを過度におそれてしまう
・自尊心だけは一人前に高いため、朝寝坊したとはどうしても言えない
・仕事へのモチベーションがまだ備わっておらず、朝寝坊が引き金となり意欲そのものを失った

上記の理由から、朝寝坊でも無断欠勤してしまう場合があります。「意識が低い」といえばその通りです。ただ、こうした意識を改めさせるにはただ一方的に叱るだけでは難しく、本人のプライドなどを尊重しながら地道に社会人として必要な責任感やモラル等を養っていく必要があります。

会社を無断欠勤してしまう理由②:会社に馴染めない、上司と合わない

二点目として紹介する理由が会社や組織風土に馴染めない、上司や先輩社員等と性格的に合わずに大変苦痛を感じていたことが引き金になって無断欠勤してしまうというケースです。

このような理由も社会人としては「未熟」「甘い」と言えますが、入社して間がない新入社員は組織の中で自分の居場所を十分確立できてはいません。そのような中で人間関係に大変な苦痛を伴う人物がいれば、周囲に協力を上手く仰げないことで生じる孤立感が苦痛を増幅させるため、想像以上に苦しんでいる場合もあります。

もしこうした理由で無断欠勤に至った場合には、出社した際頭ごなしに叱ると逆効果となってしまいますので慎重な対応が必要です。

会社が取るべき対処法①:無断欠勤しても翌日出社したら強く責めないこと

無断欠勤をした段階では、怠慢や意識上の稚拙さが原因なのか、それとも深刻な理由なのかはまだわかりません。そのため、もし無断欠勤した翌日に定刻どおり出社したなら、いきなり呼びつけて強く叱ってはいけません。

会議室や仕切りのある応接室など、人目に触れない場所で新入社員に丁寧に無断欠勤した理由を「冷静に」、「穏やかに」聞くことです。

その上で、怠慢や意識上の稚拙さが原因のような理由の場合には、失敗することは誰にでもあることを伝え、なるべく朝寝坊しないように努めることと、万一朝寝坊した場合には決して無断欠勤をすることなくちゃんと会社へ連絡すること、遅刻しても良いから出社することを穏やかに指導します。

つまり「繰り返させないこと」を重視し、初犯時は穏やかな注意に留めることです。その上で、万一度々繰り返されるようであれば、次の機会に「怒る」のではなく、「真剣に叱る」という対応に切りかえるようにします。

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